[中国景況感]国慶節期間の旅行客数や消費額などの報道が次々と。

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国慶節期間の旅行・消費関連統計。

中国では国慶節による大型連休(今年は9/29〜10/6の8日間)が終わり、期間中の旅行客数や消費額などの統計数字が次々と報道されていました。

いくつかの数字を拾い上げます。

【国内】旅行客数8.26億人(延べ人数)、前年比71.3%増、2019年比4.1%増
【国内】旅行売上7534.3億元、前年比129.5%増、2019年比1.5%増
【国外】出入境数1181.8万人(延べ人数)、前年比2.9倍、2019年比85.1%
(入境587万人、出境594.8万人)
(平均出入境数147.7万人、期間中の最多出入境数は10月2日の167万人)
【上海】公園入場者数687.42万人(延べ人数)、前年比38.53%増、2019年比11.29%増
(入場者数TOP3は、①魯迅公園29.4万人、②上海野生動物園22.61万人、③共青森林公園20.76万人)
全国の消費関連業界売上前年比21.3%増
(サービス消費20.9%増、商品消費21.6%増)
数字はいずれも「新民網 xinmin.cn」より。

国内旅行者数はコロナ前との比較でもほぼ数字が戻ってきています。

対して、海外旅行はコロナ前との比較ではもう一歩、というところでしょうか。ただ、前年比数字を見ると、かなり海外に足を伸ばす人も増えているようです。

中国の「景況感」を掴む上では、国慶節のあと、年内にまだEコマースの大イベント「11/11 独身の日」があります。

昨年は大手Eコマース2社であるアリババ(「天猫 Tmall」を運営)、京東(「JD.com」を運営)が売上額を非公表としましたが、今年はどうなるか。

売れ行きや、関連する数字の発表などありましたら、このブログでも取り上げたいと思います。

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