[中国調査]資源活用について〜税関データ

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税関データ(輸出入データ)の入手について

輸出入ともに大国である中国の税関データはニーズが高く、年々入手のハードルは低くなっているように感じています。

データ購入サイトのサービス向上

税関データ(=輸出入データ)は、中国語では「海関数据(海关数据hai guan shu ju)」となりますが、この単語で大手検索サイトの「百度(bai du)」で検索すると、上位に出てくるサービスがいくつかあります。

それらのサービスを見ていて感じるのが、ユーザー目線でのサービス作り・サイト構築です。

いわゆるFAQのページを見ると、税関データを求めるユーザーが何に困っているかがよくわかります。

FAQ例

FAQの中からいくつか例を挙げます。

質問「どうやって登録するの?そのために提供しなければならない情報・資料は何?」

回答「ショートメールで認証コードを受け取ることができればOK」

要は、中国携帯さえあれば登録が可能です。ただし、領収書(発票)が必要な場合は、同サイトの企業we chatかqqに登録して必要な情報をやり取りする必要があるようです。

他には、このようなFAQもありました。

質問「体験版で検索可能な内容はどんなものですか?」

回答「180カ国(及び地域)のデータ検索が可能。ただし、取引記録は上位10位までの記録に限る。また、リモートでの使い方ガイドを含む」

他にもFAQによりよくある質問に対応しているようで、ユーザー目線でのサービス作り・サイト構築を行っていることが窺えます。

英語にも対応

また、「海関数据(海关数据hai guan shu ju)」と検索して上位に表示されるサイト、例えば、「易詢数据(EX Data)」、「紐佰徳数据(NBD Data)」などは、英語表示にも対応しています。

基本的には中国企業向けのサービスとは思いますが、日本企業・日本人担当者でも慣れれば十分に使いこなせるものになっていると思います。

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