[中国調査]資源活用について〜企業データベース

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意外と使える現地企業向けサービス。

本日は、「意外と使える現地企業向けサービス」ということで、基本的には中国国内の、つまり社内公用語が中国語である企業に対する無償サービスの一例をご紹介したいと思います。

深圳の大手シンクタンク「前瞻産業研究院」の企業データベースサービス「企業大数据(企査猫)」。

「前瞻産業研究院(以下、前瞻社(センゼンシャ))」は、北京で1998年に設立し、現在は深圳に本社を置いている、従業員数500名以上の大手シンクタンクです。

以下は前瞻社のホームページです。

国内の企業、政府が主要顧客のため、HPも中国語となっています。しかし、ある程度の中国語理解があれば、「企業大数据(=企業ビッグデータの意味)」というメニューから「企査猫」という企業検索サービスを使用することができます。

簡易的な業界企業リスト作りに活用可能。

例えば、新エネ車の企業をリストアップしたい時は、検索ボックスに「新能源汽车(xin neng yuan qi che)」と入力し検索します。

結果画面の一部です。

このようなリストが表示されます。

さらに条件を絞っての検索も可能となっており、「資本金」、「設立時期」、「所在地」、「企業タイプ(国有か、有限責任公司か等)」などで検索結果をソートしていくことができます。

中国の企業は社名に業種や商品名を入れるケースがほとんどですので、特定の業界について調べたいときや、アタックリストの初期リストを作りたいときなどに活用できるかと思います。

ただし、一部有料の機能もあるのでご注意を。

例えば、先日の記事でご紹介した「年度報告書」入手は、前瞻社のサービスでは有料となっているようです。必要に応じてサービスの使い分けを行うことをお勧めします。

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